個人年金保険のおすすめ相談窓口-厳選6社比較【2025年最新版】

個人年金保険のおすすめ相談窓口-厳選6社比較【2025年最新版】

個人年金保険とは、将来の老後資金を計画的に準備するための民間の保険商品です。
所定の年齢まで保険料を払込み、加入時に定めた受取開始時期になったら、年金を受取ることができるものが個人年金保険の特徴です。
公的年金では受給額に個人差があるため、将来、公的年金だけでは不安と思う人も多いのではないでしょうか。そうした不足分を補う方法のひとつが、個人年金保険のような私的年金となります。

ここでは、個人年金を検討する際に相談できる窓口を比較し、おすすめの個人年金相談窓口4社のご紹介と、個人年金保険の概要と公的年金との違いのほか、個人年金保険のメリット・デメリットについて解説します。

※本記事は広告、プロモーション、アフィリエイトプログラムを利用してのサービスの紹介が含まれます。(この表記は令和5年3月28日内閣府告示第19号を受け、消費者庁長官から発出された運用基準に基づき表示しております。)

この記事のポイント
  • おすすめ個人年金保険相談窓口4選
  • 個人年金保険ってなに?
  • 公的年金と個人年金保険の違い
  • 個人年金保険のメリット、デメリット
  • 個人年金保険選びのポイント
  • 個人年金保険のよくあるご質問
保険見直しラボのプレゼントキャンペーン

個人年金保険相談窓口の比較表

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サービス名保険見直しラボほけんの窓口保険ライフ保険クリニックほけんのぜんぶマネードクター
経験・スキル平均17年のベテラン未経験~ベテラン金融知識が豊富オリコン満足度1位未経験~ベテラン平均経験9年以上
取扱保険会社数41社店舗による最大50社店舗による40社・例外あり40社
訪問相談×基本は店舗都市部がメイン
オンライン相談
店舗相談60拠点以上798店舗20店舗283店舗×29店舗
FP取得100%FP在籍あり(詳細無し)FP2,000名以上在籍72.8%100%98%
メリット/デメリットベテランが多く、取り扱い保険会社41社を適切に扱える

相談スキルに当たり外れがない
保険相談後のアンケートで6種の中から好きな商品がもらえる
保険ショップで最大手の保険相談サービス
約5割弱の店舗が実はフランチャイズ
研修後の新人や未経験者が担当についてしまう可能性がある
オンライン相談と訪問サービスで全国展開
担当FPによって取扱保険会社数が異なるのが少し気になる
おすすめしたい保険ショップNo.1を獲得
独自のIQシステムで複数の保険を比較・分析
訪問サービスを積極的には行っておらず、エリアが限定的
FPの取得率が100%
都市部中心に展開
ベテランが多いが、未経験も採用
保険相談でバスタオル、お味噌など、好きな商品がもらえる
プレミア店舗の高級感
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

>>もっと詳しくおすすめを見る

老後の資金を運用していくわけですから、お金のプロであるFPの資格取得率をベースに6社の無料保険相談窓口をご紹介します。高品質なサービスばかりですので、それぞれの詳細を見ていきましょう。

おすすめ個人年金保険相談窓口6選

保険見直しラボ

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保険見直しラボ

保険見直しラボは、全国に展開している保険代理店です。

平均業界経験年数17.3年の経験豊富なベテランコンサルタントが揃っており、お客さま満足度も96.8%と安心の相談品質を提供しています。
医療保険は保険の中でも複雑な商品ですから、色々なケースを経験しているからこそ、提案力もいざという時の対応力も、ベテランの安心感があります。

取扱い保険会社訪問相談オンライン相談店舗相談FP取得率
41社60拠点以上100%
ここがポイント!
  • 業界経験年数17.3年のベテラン揃い
  • 41社の取扱い保険会社から比較検討できる
  • 全国対応60拠点以上
  • FP取得率100% (※入社1年以上が対象)
  • お客さま満足度96.8%
  • 訪問相談、オンライン相談、店舗相談が可能
  • プレゼントキャンペーン実施中

保険見直しラボの口コミ

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自分に合った資産形成方法が分かった必要な老後資金が明確になった老後を考える良い機会になった丁寧な説明で相談しやすかった
今まで保険相談した中で、一番わかりやすかったです。自分の生活にあった金額や保障、資産形成の仕方をアドバイスいただけました。
今後も相談があれば、担当いただいた方にご依頼したいと思いました。
(30代:女性)
保険の種類や、老後に必要になるお金など、資料をもとに的確に教えてくれました。保険の相談はコンサルタントさんが一方的に話され、わからぬまま契約になるのかなと相談前は身構えていましたが、決してそんなことなく安心して自分からも聞きたいことを相談できました。
(30代:女性)
親身に、丁寧にご対応いただいて、本当にありがたかったです。
老後資金について提案をしていただき、漠然としていた老後のことを現実的に考える機会になりました。 また相談するときは同じ方にお願いしたいです。
(40代:女性)
担当者はベテランの方で、話しやすく、相談しやすい雰囲気でした。
ご自身の体験を元にした提案や、トラブルが生じないように丁寧な説明があった点が良かったです。
提案できる会社の範囲が広く、個人年金でも利回りの良い商品を紹介してもらえました。
(40代:男性)

ほけんの窓口

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ほけんの窓口

CMで有名な業界大手の保険相談窓口です。
約半分がフランチャイズ店となっており、取扱い保険会社は直営店と同じではないので要注意。また、研修後の新人や未経験者が担当についてしまう場合もあるので、担当者のFP取得、経験年数も確認しておくと安心です。

店舗がどこにでもあるイメージなので、利便性を求める方にはおすすめですが、他の相談サービスとも併用で使われることをおすすめします。※当サイトのフランチャイズ(FC)とは、運営会社が異なる店舗のことなどを指しており、パートナー企業、提携銀行等を含みます。(2021/11月現在)

取扱い保険会社訪問相談オンライン相談店舗相談FP取得率
店舗による一部店舗798店舗詳細ナシ
ここがポイント!
  • 新卒からベテランまでスキルは担当者次第
  • 40社以上の取扱い保険会社(※店舗による)
  • 店舗相談がメインだが、訪問、オンライン相談も可能
  • 全国で798店舗

ほけんの窓口の口コミ

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老後の資金準備に保険が活用できた 何度も分かるまで説明してくれた 納得のいく保険を選べたスムーズに相談できた
会社の退職金制度の変更があった事、丁度60歳から80歳までの生活資金を準備する年数が同じ20年に近づいてきた事でもう準備を始めても早すぎないどころか間に合わない時期だと気付き、こちらを紹介してもらいました。基本的な知識面から沢山時間を取って説明して頂いたのでその後自分で比較検討することも出来、その上で理解して今回のプランを選ぶことが出来ました。ありがとうございました。
参照元:ほけんの窓口
家計の見直し、老後の為に、と思い相談に行ったのですが、担当の方の対応が非常に良く、分かりにくい部分も、ニコニコしながら何度も分かるまで説明してくださいました。今後も、見直しや、新たな加入の相談でお世話になる事があると思いますが、また同じ方に担当していただけたらと思っていますので、その時は宜しくお願いいたします。
参照元:ほけんの窓口
納得のいく保険を選ぶことができました。保険に加入しないといけないなという思いはあったものの、どんな保障が必要なのかわからずそのまま何年か経ちました。そんな時、職場の方に「ほけんの窓口」のことを教えてもらい来店しました。一から丁寧に教えてくださり私たちに合った保険を選ぶことができました。
参照元:ほけんの窓口
加入していた保険の保障内容が今の私たちにあっているのか不安に感じ、思い切って相談してみました。保険のことを十分に理解していなかった私にとてもわかりやすく説明してくれたので、最終的に納得して加入できました。自分の身の丈に合ったものを見つけられたと感じ、とても安心しています。
参照元:ほけんの窓口

保険ライフ

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保険ライフ

厳選された2000名以上のFPから、相談内容に応じて最適なFPを紹介してくれる保険相談サービスです。
基本店舗相談は行っていません。オンライン相談と訪問サービスで全国展開しているのが特徴です。
担当FPによって取扱保険会社数が異なります。金融知識が豊富で保険相談と合わせて流行りの新NISAやiDeCo等の相談も無料で対応しています。

保険相談のみで、選べる電子ギフト(サンマルクカフェ・GODIVA・チョコクロBOX・一蘭ラーメンセット)をプレゼントキャンペーン実施中です。

取扱い保険会社訪問相談オンライン相談店舗相談FP取得率
店舗による20店舗2000名以上
ここがポイント!
  • iDeCoやNISA等の投資信託の相談も可能
  • 担当FPにより50社以上の保険会社取扱
  • 訪問とオンライン相談がメイン
  • プレゼントキャンペーン実施中

保険ライフの口コミ

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 心強かった!サポートがありがたい! 好印象でした!フォローがなく不安
担当して下さった担当者の方が、何が不安か気になる事を親身に話を聞いて、自分の会社だけでなく他社さんも例に出し様々な提案をして下さり、利益だけで勧めているのではないと、とても心強かったです。最初、加入を決めた際の担当者の方は、定期的に連絡を下さり、不明点をわかりやすく親身にサポートし、説明して下さった為、加入を決めました。50代くらいの女性のファイナンシャルプランナーでしたが、担当の変更制度もあるからか保険加入をゴリ押しすることもなく、どんな質問にも真摯に答えてくれて好印象でした。最初加入時の担当者が変更になった後、保険更新時以外に連絡がなく、毎月の引き落としはされているが、その後の手続きはどうしたら良いのか、また、現在の契約はどうなっているのかフォローや説明がなく、不安になりました。

保険クリニック

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保険クリニック

DRCによるインターネット調べ【おすすめしたい保険ショップNo.1】に輝いています。

フランチャイズ店には取扱保険会社が少ない店舗もあるので、直営店舗のみを推奨します。訪問サービスを積極的には行っておらず、エリアが限定的になります。(店舗がないエリア青森県・秋田県・岡山県・島根県・徳島県・香川県)
独自のIQシステムで保険商品を一度に比較・分析してくれる為、保険ショップで実際に相談されたい方にはおすすめです。(※2020年~2022年 オリコン顧客満足度®調査 来店型保険ショップ 総合1位)

取扱い保険会社訪問相談オンライン相談店舗相談FP取得率
店舗による一部店舗297店舗72.8%
ここがポイント!
  • 5つのマスター資格取得制度がある
  • 46社の取扱い保険会社(※直営店)
  • 直営店、フランチャイズ店で取扱い保険会社が異なる
  • 訪問相談は一部店舗のみ
  • 全国297店舗

保険クリニックの口コミ

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丁寧な説明で助かった配慮が素晴らしかった相談してよかった色々学べた
個人年金に入るか迷っていましたが、説明を聞いて入ることを決めました。
丁寧に説明してくださって助かりました。ありがとうございました。
参照元:保険クリニック
年齢が30歳に近づいていることもあり保険に入ろうかと来店しました。
介護保険と個人年金について紹介いただきました。説明がスピーディーかつ丁寧で頭に入りやすいお話をしていただきました。世間話などで打ち解けて、気になったことを聞きやすい配慮をしてくださり。ここがまだ心配だな、という点が無く納得して保険に入れました。
参照元:保険クリニック
老後の資金不安から、何か良い商品は無いかと来店予約し、相談させて頂きました。毎回親身に相談に乗って頂き、その他の保険も見直し及び提案もして下さり、相談してとても良かったと思います。
参照元:保険クリニック
個人年金相談。現在の市場と生命保険としての保障。更に税制優遇についてご提案頂きました。
参照元:保険クリニック

ほけんのぜんぶ

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ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶは、子育て世代から幅広い世代の相談実績がある、保険の無料相談窓口です。お金の専門家である、ファイナンシャルプランナーが、保険の相談はもちろん、お金に関する“ぜんぶ”の相談に乗ってくれます。

取扱い保険会社訪問相談オンライン相談店舗相談FP取得率
40社例外あり都市部×100%
ここがポイント!
  • FPの取得率が100%
  • 保険相談でさまざまなものからお好きな商品がもらえる
  • 拠点数が19拠点と少ないため、他の保険相談サービスを案内されることがある

ほけんのぜんぶの口コミ

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 じっくり考えることができた 保険料が下がった お客さまの目線に立ってくれた 良い情報がいっぺんに出会えた
すぐに、何かを契約とかでもなく、考えを述べられた上でこちら側がじっくり考えれるように再度分かりやすくライフプランを作成してきてくださるとの事でした。遠方からでしたが、時間通りに来てもらえ家族にも優しく対応して下さいました。お人柄もよく、楽しく相談できました。ありがとうございました。
参照元:ほけんのぜんぶ
的確にアドバイスして頂き、なるほどなと思うことがたくさんありました!なんとなくで保険に入っていましたが説明をしっかり聞くことで入っている保険についてよく知るきっかけになりました!新たに提案された保険では今より手堅くなるのに保険料が下がることにびっくりしました!
参照元:ほけんのぜんぶ
お金のことや保険のことなどについて、利益目的ではなくお客さまの目線に立ち、教えてくださったのでとても勉強になりました。また今後お金のことでわからないことがあればすぐに相談したいと思いました。本日はありがとうございました。
参照元:ほけんのぜんぶ
情報を入れすぎるのも動きづらくなってしまいますが、情報がなさすぎるのも正しい判断ができないと思っています。そのような中で色んな人から色んな情報を伺っていますが、今日はそのような中でも私にとって良い人と良い情報とがいっぺんに出会えた気がします。遅くまでありがとうございました。
参照元:ほけんのぜんぶ

マネードクター

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マネードクター

CMでおなじみの保険相談サービスです。
相談員数が多く、新人からベテランまで在籍し、相談スキルが高いFPも在籍しています。
取扱い保険会社数が増え44社となりました。マネードクタープレミアという店舗にも力を入れているようです。

取扱い保険会社訪問相談オンライン相談店舗相談FP取得率
44社150拠点100%
ここがポイント!
  • 全国展開の大手保険代理店
  • FP取得率が高く、保険以外のお金の相談も受け付けている
  • プレミア店舗は高級感がある

マネードクターの口コミ

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 説明が充実していた 細かい部分まで説明してくれた  噛み砕いた言葉で話してくれた かなりいい環境で相談できた
自分が気になっていた保険会社やどんな内容保険商品が良いのかなど、ある程度知りたいことを決めていくとそれを中心として説明してもらえたし、プラスアルファで知らない保険会社や商品について説明もあり、扱っている派遣会社が多いからこそだなと感じました。こちらが知りたくて質問した内容に対して、想像以上に細かく詳しい部分まで説明してもらえたし、専門用語などは使わずに知識の乏しい素人にも分かるように説明してくれて、知識が豊富だからこそわかりやすい説明ができるんだろうなと感じました。難しい言葉を並べるのではなく、利用者の目線で話をしてくれるって感じでとても安心感があります。 こちらが聞いても即答で噛み砕いて説明して頂けるので、知識はめちゃくちゃあるんだなと感動しました。マネードクタープレミアについてはかなり良い環境で相談に乗ってもらえるのが良いと思いました。 落ち着いた高級感がある空間で相談できたのでじっくり話を聞けました。

老後に必要なお金は?

食費や水光熱費、衣料費などの生活費のほか、風邪や持病による医療費もかかる可能性があります。
また、仕事を辞めてできた時間を使い、趣味や旅行などで充実した老後生活を送りたい場合は、さらに老後資金が必要になってきます。

\例えばこんなお金がかかります/

最低限必要な生活費約26万9千円。ゆとりある老後に必要な生活費約37万9千円

出典:総務省統計局「家計調査年報」2022年 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」2022年

老後のお金は公的年金だけで足りる?

公的年金のみで老後に必要なお金は足りるのでしょうか?世帯別に例を見てみましょう。

65歳独身(元会社員)のみの無職世帯の家計収支
毎月7万円の不足
85歳まで生きた場合

不足金額7万365円×12ヶ月×65〜85歳の20年間で
約1,688万円不足してしまいます

65歳夫婦(元会社員と専業主婦)のみの無職世帯の家計収支
毎月18万円の不足
85歳まで生きた場合

不足金額17万6,967円×12ヶ月×65〜85歳の20年間で
4,247万円不足してしまいます

出典:厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」生命保険文化センター「生活保障に関する調査」2022年

公的年金だけでは、ゆとりある老後生活を送るには不足が出てしまいます。今のうちから、老後資金の準備を始めて老後生活に困らないように備えておきましょう。

個人年金保険ってなに?

個人年金保険とは、契約時に定めた年齢まで(60歳、65歳など)保険料を払い込み、その後、一定期間(5年、 10年など)もしくは一生涯にわたって年金が受け取れる貯蓄型の保険です。現職時代から定年するまでの期間に保険料を支払うことで、老後にかかる生活資金を計画的に準備ができます。
現在、国民年金・厚生年金の受け取り開始年齢が引き上げられている背景もあり、老後にゆとりある豊かな暮らしを送れるように、早いうちから老後資金を準備しておく必要があるでしょう。

公的年金と私的年金の違いは?

公的年金とは

公的年金には、「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」があります。「国民年金(基礎年金)」は、日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人が加入し、「厚生年金」は会社員や公務員が加入します。この2つの年金は2階建て構造になっており、職業やライフスタイルにより加入する年金や保険料が変わります。

私的年金とは

公的年金に上乗せの給付を保障する制度で、個人や私企業が任意で加入する年金のことです。老後の豊かな生活を送るための制度として目的にあったものを選択することができます。主に、国民年金基金、確定搬出年金、確定給付企業年金、民間保険会社が販売する個人年金保険があります。

私的年金の種類概要
個人年金保険個人が契約する年金保険で、老後の生活資金を積み立てることを目的としています。
確定拠出型年金(iDeCo)自分で掛金を拠出し、運用方法を選ぶことで、将来の年金を積み立てる制度です。
国民年金基金自営業者やフリーランス向けの年金制度で、掛金を拠出することで年金を受け取れます。
小規模企業共済小規模事業者向けの共済制度で、掛金を拠出して将来の資金を積み立てます。

個人年金保険のメリット、デメリット

個人年金保険のメリット

貯蓄が苦手でも計画的に貯められる

個人年金保険の場合、預金と異なりすぐにお金を引き出せるわけではなく、また、年金支払開始前に解約した場合に払い込んだ保険料の総額よりも解約返還金の額が少なくなってしまうなど、解約に対して一定のハードルがあるため、計画的な貯蓄を継続しやすいといえます。

保険料控除が受けられる

個人年金保険に加入することで、個人年金保険料控除が受けられます。個人年金保険料控除とは、一定の条件を満たすことで、所得税は年間最高4万円(旧制度では5万円)、住民税は年間最高2万8,000円(旧制度では3万5,000円)の所得控除が受けられ、所得税や住民税を軽減することができます。
一般生命保険料控除とは別枠で適用されるため、終身保険や定期保険などに加入していても、追加で控除を受けることが可能です。

預金よりも利率が良く投資よりも低リスク

預金では思うように増えていかない、投資はちょっと怖いと思っている方には、保険というかたちで資産運用を考えてみてはいかがでしょうか。

健康状態に不安があっても加入しやすい

一般的に、医療保険や死亡保険などの生命保険に申し込む際、健康状態の告知や医師の診査が必要です。しかし、個人年金保険の多くは、健康状態の告知などが不要で、申込み手続きがしやすくなっています。

個人年金保険のデメリット

インフレリスクがある

個人年金保険の多くは、契約した時点で受け取れる年金の額は決まっています。そのため、払込期間中や受取期間中にインフレで物価が上昇すると、受け取れる年金の価値が相対的に目減りし、想定した生活をするのに十分な金額を受け取れない場合があります。

途中解約をすると損をする

個人年金保険を途中解約すると解約返還金が受け取れますが、保険料払込期間中に解約した場合、受け取れる解約返戻金総額はそれまでに払い込んだ保険料総額を下回るケースがほとんどでしょう。

個人年金保険選びのポイント

個人年金保険の選びのポイントを押さえて、自分にあったものを選んでいきましょう。

加入目的を決める

何のためにお金を積み立てるのかを決めておきましょう。

公的年金で
足りない分を補いたい!

公的年金がもらえるまでの
生活費に充てたい!

趣味や旅行で
老後生活を充実させたい!

老後に必要な金額をシミュレーションしてみる

今後のライフプランから、どんなお金が必要で、老後にいくら貯蓄が残るのかシミュレーションしてみましょう。
老後生活に必要な金額が、老後に残る貯蓄と将来もらえる公的年金で足りるかをチェックします。

返戻率は高いものをチェック

返戻率とは、払った保険料に対してどのくらい年金が増えるかを表す割合です。
返戻率が高ければ高いほど、払い込む保険料は安く、受け取る年金額は大きくなります。

受け取り期間を決める

受け取り期間は大きく2つに分かれ、一生涯にわたり受け取る「終身型」と、10年や15年など決まった期間に受け取る「有期型」があります。

終身型

受け取り期間が一生涯

有期型

受け取りが10年や15年など一定期間

運用タイプを決める

堅実に貯めたいなら…

運用通貨:円
運用タイプ:定額

円建ては利率は低いですが、為替の影響を受けずに着実に貯められます。
また、定額運用タイプは将来の年金額が確定するので見通しが立ちやすく、安心して貯蓄が出来ます。

積極的に貯めたいなら

運用通貨:外貨
運用タイプ:変額

外貨建ては主に米ドルや豪ドルでの運用が一般的です。
元本割れのリスクはありますが、運用が上手くいけば受け取る年金額が大きく増える可能性があります。

個人年金保険は、老後資金を準備する方法のひとつです。老後資金に不安を感じている人や、公的年金に上乗せして老後資金を準備したいという人は、個人年金保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。

ただ、個人年金保険にはさまざまな種類があり、自分に合う商品やプランを選ぶには、種類やタイプを理解した上で、比較検討が必要です。自分で比較するのはなかなか難しく感じ方も、プロに相談すれば自分の通りの組み合わせに出会えるかと思います。

個人年金保険の選び方のよくあるご質問

個人年金保険は一括で受け取った方がお得ですか?

個人年金保険は一括で受け取った方がお得とは言い切れません。
一括・分割どちらで受け取っても所得税の対象となりますので、プロにシミュレーションしてもらうことをおすすめいたします。

個人年金保険を解約するといくら戻ってきますか?

個人年金保険を解約した際に戻ってくる金額は、保険商品やそれまでに払い込んだ保険料、解約時期によって異なります。
契約期間の途中で解約すると、払い込んだ保険料よりも返ってくる金額が少なくなる元本割れを起こす可能性が高くなるため留意しておきましょう。

年金支払開始日前に死亡した場合はどうなりますか?

既払込保険料相当額を死亡給付金としてお支払われます。

年金受取期間中に死亡した場合はどうなりますか?

残存期間の未払年金の年金現価を一時金としてお支払われます。

監修者プロフィール
監修

川﨑 謙也
2024年度MDRT/FP技能士/トータル・ライフ・コンサルタント/上級相続診断士

外資系生命保険会社を経て、トータルライフコンサルンタント(生命保険協会認定FP)や上級相続診断士などの資格を有し、幅広い知識を持ち合わせるFPとして活躍中。 様々な年齢層を対象に、年間約200世帯ほど面談を行なっている。お客さま一人ひとりのペースに合わせて理解を進めていただくことを大切にしている。

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