持病があっても入れる保険はある?病気がちな人が知っておくべき3タイプの保険を解説

持病がある人は保険に入りにくい

そのような話を聞いたことがある人は多いと思います。

確かに持病を持っている人は他の人と同じ条件で保険に入ることは難しいため、持病がある人の中には「自分は死亡保険や医療保険に入れないのではないか・・?」と受け取ってしまい、保険加入を諦めてしまう方もいるのではないでしょうか。

ですが、結論から言うと持病を持っている方でも入れる(入りやすい)保険はあるため、探す前から諦める必要はありません。

通常の保険より保険料が高くなるなどのデメリットがありますが、入れる保険はいくつもあります。

このページでは持病がある方でも入れる(入りやすい)保険について解説していますので、該当する方は是非チェックしてもらえたらと思います。

持病って何?既往症との違いについて


保険加入を検討する際によく聞く言葉として「持病」と「既往症」があります。

この2つはどちらも通常の保険加入を難しくしてしまう可能性があるもので、保険契約の際に告知をしなければいけないものです。

ただし、この2つは症状としては異なり、保険加入時の扱いも違ってくる可能性があります。

持病とは
長期にわたって治らず、慢性的に症状がある病気の事。
疾患の例としては、
糖尿病
心臓病
リウマチ
ぜんそく
うつ病
高血圧
などが挙げられる。


既往症とは
過去に罹患したことがあるが、現在はすでに完治している病気の事。
病気の入院や手術、または骨折等の手術などが該当するが、風邪やインフルエンザなどの一時的なもので、後遺症が残る心配がないものについては既往症とはみなされない。

自分の病気がどのような症状のものなのか、保険加入の前に整理しておきましょう。

既往症の場合、時期によっては問題ないことも?
医療保険に加入する際、「過去2年以内に病気やケガで入院・手術を受けたことがありますか?」「過去5年間に医師の診察を受けたことがありますか?」などの告知をする場合がありますが、既往症であれば病気になった時期によってはこれらの質問に「いいえ」で答えることができるため、状況次第では通常の保険に加入することもできます。

持病があっても入れる3つの保険


保険に加入する際は医師の診査や告知内容などで審査されますが、その審査を緩くしていたり、または無くしている保険があります。

また、一般の保険でも特別な条件を付けることで加入できるケースもあります。

以下、持病がある場合に検討したい3タイプの保険を解説していきます。

通常の保険に特別条件を付ける

持病がある方の場合、通常の保険に加入するのは難しいですが、以下のような特別な条件を付けることで加入できるケースもあります。

特定疾病・部位を不担保にする
持病となっている特定の疾病や部位を保障対象外にすることで契約可能となります。
対象外となる期間は一定期間または全保険期間で、仮に不担保期間中に持病のもととなる特定の疾病や部位で入院・手術を行った場合、給付金の支払い対象とはなりません
肝心の持病部分は保障されませんが、それ以外は保障の対象になるという契約です。


保険料を割り増しする
健康な人が加入する場合の保険料よりも高い保険料を払うことで、通常の保険へ加入することができます。


保険金・給付金を削減する
死亡保険金が一定期間削減されたり、病気やケガで入院した際の給付金が一定期間削減されることを条件に加入することが出来ます。


これらの条件を付けることで加入できる商品もありますが、持病の程度、または保険会社の判断によっては通常の保険には加入できないケースもあります。

その場合は他の保険会社で再度申し込みをするか、または以下で紹介する引受基準緩和型保険や無選択型保険への加入を検討すると良いでしょう。

引受基準緩和型保険

他の保険よりも告知事項を限定しているため、通常の保険より入りやすくなっているのが引受基準緩和型保険です。

条件を緩やかにしている保険ですね。

告示事項がシンプルで少ないため、持病や入院歴があっても加入しやすいのですが、その反面通常の保険と比べると保険料が割増になっています。

また、一定の期間だけ保険金や給付金の金額を制限する「支払削減期間」を設けているものもあります。

また、告知事項の内容は保険会社ごとに異なるため、もし審査が落ちた場合も他の保険会社なら入れる可能性があります。

引受基準緩和型保険は生命保険・医療保険の両方とも一定数ありますので、持病があっても保険に加入したい場合は様々な保険会社の商品を比較・検討してみると良いでしょう。

無選択型保険

保険に加入する際の健康状態の告知や、医師の診査がなくても加入できるのが無選択型保険です。

引受基準緩和型保険では条件が緩やかながらも告示事項がありましたが、無選択型保険はそれすらもないため、持病があっても関係なく加入ができるようになっています。

ただし、通常の保険と比べると保険料が割高で、引受基準緩和型保険よりも高く設定されています。

また、加入後一定期間は保険金・給付金の金額が削減される「支払削減期間」があったり、90日間は保険金・給付金が支払われない「免責期間」が設けられている商品もあります。

加入対象がとても幅広くなるのは良いものの、保険料の高さ、そして保障の制限が多いことから、通常の保険や引受基準緩和型保険に加入できなかった場合の最終手段として検討したい保険となっています。

持病を隠して加入しても良いことはない


持病や既往症があると保険には入りにくく、入れても保険料が高くなってしまいます。

では、持病を隠して告知して、通常の保険に入ってしまう・・という方法はどうなのでしょうか?

結論から言うと、告知で嘘をついてもバレます

保険会社はこちらが保険金・給付金を請求したときに告知内容が事実かどうかの調査を行い、私たちの過去の通院履歴や入院日数などを正確に調べることが可能となっています。

ちなみに告知で嘘の情報を書いてそれが発覚した場合、告知義務違反となって保険金や給付金等が支払われなくなります

最悪の場合は保険契約自体を解除される可能性もありますので、持病や既往症については隠さずに申告する必要があります。

保険会社に隠し事をしても本当に良いことはありませんので、持病がある場合は正直に告知するようにしましょう

病気が治ったら通常の保険に入り直すという選択も


現在は病気で悩まされているけど、将来的に持病が治って健康状態が万全になることもあるかと思います。

その場合、いつまでも保険料が高い引受基準緩和型保険や無選択型保険に加入している必要はありません

健康な状態になっていれば通常の保険に加入できる可能性がありますので、乗り換えの検討もしてみるのも良いでしょう。

ただし、告知事項で「過去2年以内の病気やケガで入院・手術の有無」や「過去5年間に医師の診察の有無」などの条件があったりしますので、完治してからの時期によっては通常の契約で加入できない可能性もあります。

これらの条件は保険会社ごとに異なりますので、乗り換えを検討する場合は色々な保険会社の告知内容をチェックしておくと良いでしょう。