小学生に保険は必要?子供に必要な保険とは?メリット・デメリットも紹介

小学生に保険は必要? 子供に必要な保険とは?

子供が小学生になったら保険に入れた方が良いのか、入学や進級時に学校から「保険」のパンフレットをもらったりするので、保険加入について迷われる方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、学校ですすめているからや、みんな入ってるからで、とりあえず加入しておこうというのは、やめましょう。すでに加入している保険と補償内容が重複していないか、必要以上に掛けていないか、確認ししっかりと検討するのが大切です。

この記事では、小学生の子供を持つ人にむけて、小学生が保険に入る目的や加入するメリット・デメリット、小学生におすすめの保険について解説したいと思います。

目次

小学生に必要と考えられる保険

小学生が保険に入る必要性が高い保険は、大きく分けてもしもの時に備える保障と、将来に向けた貯蓄の2つがあります。

活発な年頃ゆえにケガが多くなったり、他人にケガをさせてしまったりと、一番保護者が心配いなるのはこの点かと思います。また、本人ではなく保護者に万が一のことがあった場合に、生活費や教育費に影響が出てきてしまうリスクも考えておかなくてはなりません。

本人のケガや、他人へケガをさせてしまうリスクに備える

本人のケガに対して備える保険は?

小学生の場合、乳幼児医療費助成制度により公的保険が適用される範囲の入院・治療であれば、子どもにかかる医療費が一定の負担や無料になることが多いため、民間の医療保険に加入するメリットは低いといえます。(対象が小学生までという自治体もあれば、中学生や22歳までという自治体もあり、地域によって異なる点には注意しましょう。)

しかし、医療費が一定負担であっても、差額ベッド代や先進医療にかかる費用は助成の対象外となる場合が多いです。また、子供の入院の付き添いのために親が仕事を休んだ場合、収入が減ってしまうことがありますが、医療保険の給付金があれば収入減少もある程度カバーできるでしょう。

他人へケガをさせてしまうリスクに備える保険は?

他人にケガをさせたり、モノを壊してしまったとき、場合によっては多額の損害賠償が発生することがあります。過去には、小学生を加害者とする自転車事故で高額な損害賠償が発生した事例がありました。人やモノに損害を与えた場合に発生する賠償責任に備えることができるのが、個人賠償保険です。

しかし、個人賠償保険に単体で加入しているご家庭は少なく、加入中の自動車保険や火災保険、または自転車保険、クレジットカードの保険などに、特約で付いている場合がほとんどで、個人賠償責任特約は、1つ加入していれば、家族全員の賠償補償を得ることができます。一度、確認しておくと安心でしょう。複数の保険で特約で付いている場合もあり、二重の加入は保険料のムダになってしますので注意してください。

将来に向けた貯蓄に備える

子どもの教育費は幼稚園から大学まで、すべて公立に進学した場合に約1000万円、すべて私立の場合だと2,000万円を超えるといわれています。※1) 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査 」
将来的に必要なお金を準備していくとともに、保護者に万が一のことがあった場合にも備えておけるように、保険を検討する必要があります。

将来必要なお金を準備する保険は?

学資保険は、教育資金を貯める目的として良く知られている保険の1つです。契約時に決めた満期まで保険料を払い込むと、満期の際にまとまった金額が受け取れます。また、保険としての特徴は、契約者である父親や母親などに万が一のことがあった場合、それ以降の保険料の支払いを免除されます。そのため、もしものことがあっても祝い金や満期保険金で教育費を確保できるます。

学資保険以外にも、学資保険の代わりになるような、満期にまとまったお金を受取れ、被保険者に万が一の事があった場合に死亡保険金としてまとまったお金を受取れる貯蓄型の保険はあります。お子さまの年齢を考えて、「いつまでに」「どのくらい」のお金が必要よなるのかよく検討して、保険を選んでいきましょう。

学資保険の代わりになる生命保険
  • 低解約返戻金型終身保険
  • 外貨建て終身保険
  • 変額保険

保護者の万が一に備える保険は?

保護者、特に一家の大黒柱に万が一のことがあった場合に、家計が苦しくなり教育資金を確保するのも困難になる場合もあります。
死亡保険の考え方は、お子さまがいるご家庭では、子供の独立まで保障を手厚くして、独立したら保障を少なくするのが一般的です。保険をずっと払い続けていくのは家計にとって大きな負担になるので、削れる部分は無いか専門家にチェックしてもらう事をおすすめします。また、死亡保険金と聞くと、一括で大きなお金を受取るようなイメージですが、受取方や支払い方も様々で、それによって保険料が変わるケースもあります。種類も多く複雑な保険の1つですので、専門家に相談の上、加入することをおすすめします。

代表的な死亡保険の例
終身保険
  • 払った保険料が無駄にならない「貯蓄型」
  • 保障期間は一生涯
  • 保険金額に対し、保険料は高い
  • 保険料は変わらない
定期保険
  •  払った保険料は返ってこない「掛捨て型」
  •  保障期間は一定期間(10年間・20年間、または65歳までなど)
  •  保険金額に対し、保険料は非常に低い
  •  保険料は更新ごとに高くなる

子供の保険に加入するタイミング、メリット・デメリット

小学生に必要な保険をご説明しましたが、子供に関わる保険はいったいいつ検討するのが良いのでしょうか。メリット・デメリットを含めまとめた表が下記となります。

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保険の種類目的加入すべきタイミングメリットデメリット
学資保険子どもの教育資金に備える子どもが生まれた時期大学など必要なタイミングにお金を用意できる決まったタイミングまで引き出せない。途中解約で元本割れリスク
死亡保険親の万が一に備える子供が独り立ちする前万が一があっても生活費や教育費が確保できる貯蓄型は保険料が割高で早期解約の元本割れリスク。掛け捨て型は満期・解約返戻金がない。
医療保険病気やケガでの入院・手術に備える「子ども医療費助成制度」が終了する時期助成の対象外となる費用に備えられる助成の範囲で賄える場合が多いので、医療費がそれほどかからない。
傷害保険偶発的な事故によって発生したケガによる入院や通院に備える子どもが活発に動き始める時期ケガの保障が受けられる病気に対する保障は無い
個人賠償責任保険他人にケガをさせた、他人の物を壊してしまった場合に賠償責任が発生したときに備える子どもが活発に動き始める時期賠償金が用意できる色々な保険の特約となっている場合、二重払いの場合がある

まとめ

小学生にとっての保険の必要性や、メリット・デメリットについて解説しました。小学生は病気や死亡のリスクは低い反面、活発ゆえにケガをしたり、人やモノを傷つけてしまうおそれがあることには注意が必要でしょう。
また、子供本人よりも生活の基盤である収入を得ている保護者にこそ、保険が重要なのがわかると思います。子供の成長に合わせて必要な保障は変わりっていきますので、保険に入っているかどうかにかかわらず、今後も定期的に見直ししていきましょう。

監修者プロフィール
監修者

川﨑 謙也
2024年度MDRT/FP技能士/トータル・ライフ・コンサルタント/上級相続診断士

外資系生命保険会社を経て、トータルライフコンサルンタント(生命保険協会認定FP)や上級相続診断士などの資格を有し、幅広い知識を持ち合わせるFPとして活躍中。 様々な年齢層を対象に、年間約200世帯ほど面談を行なっている。お客さま一人ひとりのペースに合わせて理解を進めていただくことを大切にしている。

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