失敗したくない!医療保険の選び方と相談窓口

医療保険は保険会社によって様々な特徴があり、自力で良い保険を探そうとしてもなかなかピッタリの保険に出会うのは難しいのではないでしょうか。

 そこで、医療保険の基礎から選び方のポイントまでをこの記事ではご紹介させていただきます。

※本記事は広告、プロモーション、アフィリエイトプログラムを利用してのサービスの紹介が含まれます。(この表記は令和5年3月28日内閣府告示第19号を受け、消費者庁長官から発出された運用基準に基づき表示しております。)

そもそも医療保険ってなに?

医療保険には、公的医療保険と、民間の医療保険があります。

公的医療保険とは

公的医療保険はみなさんご存知のように国民に義務つけられている制度です。全ての人が公的医療保険に加入し、全員が保険料を支払うことでお互いの負担を軽減することができます。そのため持病があって通院回数が多い人でも、入院や手術により医療費が高くなってしまう人でも、定められた負担割合で医療を受けることができるのです。

公的医療保険には下記のような制度があります。

入院時食事療養費

入院中に提供される食事の費用について、一定額を超えた分の給付を受けられる制度です。

入院時生活療養費

65歳以上の人が入院した場合に、入院時に提供される食事の費用および生活にかかる費用について、一定額を超えた分の給付を受けられる制度です。

高額療養費

医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヵ月で一定の上限額を超えた場合、超過分の給付を受けられる制度です。

傷病手当金

会社員など健康保険の被保険者が、業務外の事由による病気やけがで3日間以上会社を休み十分な報酬が受けられない場合、4日目以降、休んだ日に対して、通算16ヵ月、一定の手当を受け取れる制度です。

出産手当金

健康保険の被保険者本人が、出産のため会社を休み、給与の支払いがない場合に、一定の手当を給付する制度です。いわゆる産前産後休暇(産休)中の手当です。

埋葬料・葬祭費

健康保険の被保険者が業務外の事由により死亡した場合に、被保険者により生計を維持されていて埋葬する人に最大5万円支給される手当です。また、被扶養者が死亡した場合は、被保険者に家族埋葬料が支給されます。

民間の医療保険とは

一方、民間の医療保険は、生命保険会社や損害保険会社といった民間の保険会社が提供している保険商品のことです。 加入は任意で、個人のニーズに応じた商品を選ぶことができ契約時の保障内容に合わせて、病気やケガで入院・手術をした際に給付金を受け取ることがでます。本記事でご紹介する「医療保険」は民間の医療保険を指します。

民間の医療保険は主契約+特約のかたちが一般的で下記のようなものがあります。

入院給付金

病気やけがを治療する目的で入院した際に給付金が支払われます。

手術給付金

病気やけがを治療するための手術を受けた際に給付金が支払われます。

先進医療特約

先進医療を受けた際の技術料を保障してくれます。

がん特約

所定のがんと診断されたときに一時金が支払われます。

三大疾病特約

がん、急性心筋梗塞、脳卒中になったときに一時金が支払われます。※三大疾病の定義は保険会社によって異なる場合があります。

女性疾病特約

乳がんや子宮筋腫など女性特有の病気になった時に給付金が手厚く支払われます。

入院時諸費用特約

差額ベッド代や付添い費用など、入院時の実費を保障してくれます。

民間の医療保険に加入している人はどのくらい?

日本は、公的医療保険が充実している国なので、「民間の医療保険はいらない」という声を聞いたことがあるかもしれません。しかし、生命保険文化センターの調査では、65.7%の方が医療保険に加入しており、多くの方が、病気やケガしたときの経済的なリスクに対して備えていることがわかります。

疾病入院給付金の支払われる生命保険の加入の有無(※全生保)

疾病入院給付金の支払われる生命保険の加入の有無(※全生保)

※「全生保」とは、民間の生命保険会社、郵便局、JA(農協)、県民共済・生協等で取り扱っている生命保険(個人年金保険や生命共済を含む)を示す。注)調査対象者の年齢は、2022(令和4)年は18~79歳、2019(令和元)年以前は18~69歳。<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度>

本当に医療保険は必要なのか?

半数以上の方が医療保険に加入していますが、はたして本当に民間の医療保険の加入は必要なのでしょうか?実際に病気やケガで入院・手術をしたときに、どのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

直近の入院時の自己負担費用「総額の自己負担費用」

直近の入院時の自己負担費用「総額の自己負担費用」※過去5年間に入院し、自己負担を支払った人をベースに集計。※高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。※治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品費などを含む。<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度>

費用の分布をみると、20万円未満が約7割ですが、ケースによっては費用が高額になることもあります。

治療費で20万近く支払うのは経済的にも大きな負担となりますし、入院をしている期間は働くこともできないので、その負担も考えなくてはなりません。十分な貯蓄がある方などは心配ないかもしれませんが、病気やケガで入院・手術をした際の経済的なリスクに備えて、医療保険に加入することは合理性があると言えるでしょう。

医療保険を選ぶ時のポイント

医療保険を検討する際に、失敗したくない!と考える方も多いのではないでしょうか。

もし、電機量販店で家電を探している時に、性能や価格を比較して熟考したうえで購入する事をみなさんは無意識のうちに行っているかと思います。

保険も選び方は一緒です。各社の保険商品の保障内容と保険料を比較して、自分に合った保険を選ぶ事が、まず第一の失敗しない保険選びの近道になります。

そして、その後に支払い方や保険のカタチなどを理解して選んでいけば、納得できる保険選びが出来るはずです。

保険選びのポイント

1:いくら受け取りたいか決める

受け取る金額や日数が増えれば、それだけ保険料も上がっていきます。適正なバランスを考えて設定しましょう。

入院給付金額
入院1日あたりに受取れる給付金額
入院限度日数
1回の入院に対して保障の対象となる入院日数
手術給付金額
保険会社が指定する手術を受けた場合の保障

2:どのようにいくら支払うか決める

保険料が安いというだけで保険商品を選ぶと、いざという時に保障外だったというケースもあります。解約返戻金も考慮し計算をしましょう。

保険料
保険料の支払い方には、月払い、半年払い、年払い、全期前納など支払い方によって割引になるのが一般的です。
掛け捨て型、積立型
掛け捨て型は、解約返戻金はないが保険料が割安です。積立型は、保険料が割高だが、貯蓄性があり解約返戻金などがあります。

3:いつまで必要か決める

メリットデメリットが表裏一体といえるため、どちらが良いか人それぞれです。商品別に保障内容を比較しましょう。

定期医療保険
契約当初の保険料は、終身医療保険よりも割安です。一定期間だけ保障を手厚くしたい人に向いています。
終身医療保険
保障が一生涯継続するので、老後もそのまま医療保障を持ち続けたいという人に向いています。

4:誰のために備えるか決める

人それぞれ適切な保険は違います。いざという時に、ちゃんと保障を受けれるように、また保険料が大きな負担にならないようにシミュレーションしましょう。

種類
大きくは一般的な医療保険と引受基準緩和型(限定告知型)医療保険の2つに分けられます。
年齢
年齢によって備えるべき病気のリスクが変化します。高齢になるほどリスクは高くなります。
性別
男女では「なりやすい病気」が異なるために、性別で選び方がかわってくることがあります。

5:どのような内容にするか決める

不要な特約は保険料の負担を増加させます。公的保障や加入中の保険なども考慮して検討しましょう。

三大疾病特約
三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)になった場合の保障を充実できる特約です。
女性疾病特約
女性特有の病気になった場合の保障をより手厚くするための特約です。
がんに関する特約
通院特約
退院した後にも、通院による治療を保障する特約です。
先進医療特約
所定の先進医療に該当する治療を受けた時に給付金を受取れる特約です。

プロのアドバイスから医療保険を検討しよう!

保険会社によって医療保険の内容は様々ですから、全ての商品の資料請求をして内容を確認して比較して…となると大変な労力と時間が必要になります。

そこで、利用したいのが無料で出来る保険相談サービスです。

保険相談サービスでは、保険に詳しいアドバイザーに自分の要望を伝えると、色々な保険会社の医療保険の中から、要望に近い商品をピックアップしてくれます。保険の営業マンではなく、FP(ファイナンシャルプランナー)という国家資格であるお金の専門家に相談できるサービスもありますので、いくつかおすすめの無料相談窓口をご紹介いたします。

保険見直しラボ

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保険見直しラボ

相談相手 ベテランのFP 平均業界経験年数17.3年
取扱保険会社 41社
相談方法:訪問 訪問・店舗・オンライン

全国に60拠点以上ある保険代理店です。

訪問相談、店舗相談、オンライン相談と様々な相談方法が選べるので、自分のライフスタイルに合った相談が可能です。

全員FP資格を持ったベテラン(平均経験年数17.3年)揃いで知識も経験も豊富な相手に相談できるのは安心ですよね。

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保険見直しラボの口コミ 保険見直しラボの口コミ
強引な勧誘無く信用できた 貯蓄もできて一石二鳥 自分に合った保険が選べた 難しいこともプロの提案で安心

親から譲り受けた保険の見直しをしてもらいたくて申込みをし、他の商品を比較してもらいましたが、元々入っている保険がとても良いと褒めていただき、今入っている保険を続けることにしました。違う保険を勧められると思っていたので、びっくりしました。
(20代:会社員)

若いうちは病気になる確率も高齢の方に比べて少ないので、貯蓄性の高い商品に加入しました。病気になった時の保障もしっかりあり、毎月の保険料は高めですが、解約時には返戻金も戻ってくる商品なので、貯蓄と医療に備えることができて満足です。
(20代:会社員)

地域の共済保険に加入していましたが、保険見直しラボで医療保険の説明を受けました。共済保険は確かに掛け金が安かったのですが、掛け捨てにしては、割高な部分もあるということを知りました。他の保険と比較して、必要な保障を再検討できてよかったです。
(30代:主婦)

医療保険はたくさんの商品があり、保障内容などが複雑なので、どんな保険に入ったらいいのか迷っていました。保険見直しラボは取扱保険会社が41社あり、比較して提案してくださったことで、自分に合った保障を選択することができました。
(40代:会社員)

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保険クリニック

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保険クリニック

相談相手 マスター資格取得者
取扱保険会社 直営店は50
相談方法:訪問 店舗・オンライン

フランチャイズ店には取扱保険会社が少ない店舗もあるので、直営店舗で相談することをおすすめします。訪問サービスを積極的には行っておらず、エリアが限定的です。

保険商品を一度に比較出来る独自のシステムを活用し提案してくれる為、店舗で実際に相談されたい方にはおすすめです。

保険クリニックで相談する

保険クリニックの口コミ 保険クリニックの口コミ
アフターフォローも良い 色々選べた 詳しい情報が知れた 説明が不十分な点も

利用前は相談だけして契約は直接保険会社で行うつもりでいたが、自分の健康状態や保険内容の提案が期待を上回る物であった。アフターフォローの電話もいただき大変満足している。
(50代:女性)

多数の商品品揃えがあり保険期間・額や契約時期等私に最適なプランを詳しく紹介してくれた。
(50代:男性)

保険会社の分社化や、新しい保険用語、商品など、自分の中でアップデートされて良かった。
(40代:女性)

契約後はやり取りがなく、どんな時に保険請求できるかなど忘れていたり、不明な点がある。その際にどこにどう問い合わせたら良いか不明なこと。
(30代:男性)

保険見直し本舗

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保険見直し本舗

相談相手 専属アドバイザー
取扱保険会社 店舗による(最大45社)50
相談方法:訪問 店舗・オンライン

大手の保険ショップです。全国に350店舗以上あり、オンライン相談も可能です。大手なので、フランチャイズ店や新人アドバイザーも含まれているので、相談前に確認してみると良いかもしれません。

保険見直し本舗で相談する

保険見直し本舗の口コミ 保険見直し本舗の口コミ
手術入院歴があったが加入できた 新しい保険の事が知れた 工夫してくれた 本当に良いかかわらない

手術入院歴を持つ妻の、加入出来る保険商品の相談で来店しました。当該店舗は以前私の医療保険見直しの際にお世話になり、大変親切に接していただき、心象が良かったので予約を取って来店した次第です。
(60代:男性)

昔の保険と今の保険の内容の変化を知ることができた点。加入できないと思っていた足りない部分を補うことができて安心感を得ました。
(50代:女性)

従来の終身保険を払込済みにし、新たに医療保険(がん保険)に納得の保険料で契約する事が出来た。
(40代:女性)

頻繁に新商品を紹介され、その度に、それまで解約しない方がいいと言われてきたのに、あっさり解約、新商品の提案をされること。
(50代:女性)

まとめ

健康なときは保険について考えにくいものですが、病気やけがなどのリスクは予期せぬタイミングで訪れます。そのため今のから医療保険の特徴や、自身のニーズについて考え、目的に沿った医療保険から選び・絞り込んでいくことが大切です。

医療保険を準備していない方や、または保障内容が不十分かもしれないと気になる方は、病気やケガのリスクにしっかり備えるためにも、この機会に気軽にプロに相談してみてはいかがでしょうか。

このページが、あなたのご家庭にあったパートナーを見つけて、納得のできる保険選びができる一助になれば幸いです。

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監修者プロフィール
監修者写真

原 裕樹
CFP認定者/1級ファイナンシャル・プランニング技能士

大学卒業後、金融業界に就職。 お金に関する “お役立ち情報” をお客様にお届けする為、FPの最上位資格とされるFP1級を取得。国際ライセンスであるCFP資格も取得しており、日本FP協会の公式HPにもCFP認定者として登録される。現在はこれまでの経験と知識を活かす為、株式会社JリスクマネージメントにてFPとして活動中。